発表後、たったの3日で年間販売台数3,500台を上回る3,714台を受注し話題となったホンダのCBR250RR。
CBR250RRの魅力
250ccには見えないデザイン
好みはあるけど現行の250ccではトップといえるバイクだと思う。やや前傾したライティングポジションがレーサー的で、乗った姿がかっこよくなっている。ただ、かっこだけじゃなくて空力も考えられているデザインなんだ。乗ってみるとわかると思うよ。
ヘッドライトはデュアルLEDヘッドライトで、個性的な顔つきが大好きだ。
CBR250RRのために開発されたエンジン
水冷並列2気筒DOHC4バルブ249ccはライバル車のカワサキNINJA250とスペックは変わらない。ショートストロークエンジンだけど、回転数全域で充実したトルク感をえられる。250ccの中ではハイスペックなエンジンだろう。
通常走行のスポーツ、レスポンスを強調しスパルタンなスポーツ+、快適性重視のコンフォートの3つの走行モードが選べるのも特長だ。モードによってかなり加速が変わるので、状況に合わせて選ぶといいだろう。
個人的にエンジンの加速時の音がたまらない。バイクが「もっと回せ」といっているんじゃないかと思うほど。だからといって飛ばしすぎず公道では安全運転でお願いします。
高い安定感
サスペンションが素晴らしく、タイヤはラジアルタイヤを採用している。車体の安定性と旋回性が高く、路面状況が悪い道でも安心して走れるだろう。コーナーリングも同様、不安なく曲がれるはずだ。直進安定性も優れているから、高速道路のツーリングも快適だろう。
マイナスなポイント
高性能な分やっぱり高い
メーカー希望小売価格で756,000円と250ccではかなり高額だ。ABS搭載のCBR250RR ABSだと823,000円。CBR250RRはすべて新設計なので開発費用が反映された形だろう。
オプションのクイックシフター
どうして標準装備じゃなかったんだろうと思ってしまうほど素晴らしいクイックシフター。これがオプションなのは残念なポイント。いらないと思う人もいるかもしれないけど、シフトアップ/ダウンがものすごく簡単になるから個人的には絶対つけるべきだと思う。使ったら手放せなくなるはずだよ。
ホンダのCBR250RRはハイスペックだけど扱いやすいバイクだと思う。乗ってみれば絶賛されている理由もわかるはず。250ccが物足りないと思っている人にも進められるバイクだね。