収納アイテムは車体に直接載せるタイプがいい
収納アイテムは「ちょっとそこまで」くらいの距離なら背負えるバックパックでもいいけれど、それで長距離を走ると疲れすぎてしまうので、車体に直接載せる・取り付けるタイプにしよう。
代表的なのは「シートバッグ」や「タンクバッグ」だ。
「シートバッグ」は中長期のツーリング向けの収納アイテムで、見た目は普通のリュックサック形状だけど、バイクのリアシートに取り付ける前提の造りをしているんだ。
サイズは様々で、中~大型なら一泊、二泊くらいの荷物は十分入れられるよ。
撥水素材で出来ているものもあるけれど、万全を期すなら別途カバーをつけたほうがいいね。
「タンクバッグ」はフロント部分にあるバイクの燃料タンクの上に載せることを前提とした収納アイテムだ。
そこまで大荷物は入れられないけれど、地図や雨合羽とか、「ツーリング中、すぐに取り出したい」アイテムを入れる補助的なバッグに向いているよ。
マグネット取り付け式のタイプが多く、貴重品を入れておいても持ち運びしやすいのもメリットだ。
くつろぐスペース作りに必要なアイテム
一晩以上キャンプするなら、テントや寝袋が必要なのは言うまでもないよね。
さらに「快適に過ごす」ことを目的にするなら、「銀マット」と「ミニテーブル・イス」は欠かせない。
「銀マット」は片側が銀色(アルミマット)のマットだ。
ツーリング時にかさばるし固定しにくいけれど、これがないと地面のゴツゴツや、夏でも地面からの湿気・熱気がテントの底や寝袋を貫通してくるんだ。
夏に使う時には銀面を下側に、逆に冬に使う時には銀面を上にすると、自分の体温を銀面が反射して暖かくなるよ。
「ミニテーブル・イス」のテーブルは、脚さえしっかりしてれば小さいもの、10cm程度のテーブルでもいいし、イスも折り畳みので十分だよ。
持っていかなくてもテント内には座れるけれど、テント外の作業や風景を眺めてのんびりしたいならイスは必須だし、調理の時にテーブルがないと倒してこぼすこともあるんだ。
キャンプ料理に欠かせないあれこれ
初めてのキャンプ料理ならカップ麺だっていいけれど、それだってカップ麺だけ持ってったところで食べられないよね。
「ストーブ」と「調理器具・食器」は持っていこう。
「ストーブ」はキャンプ用品各社が出すコンパクトなツーリング専用モデルがあるから、好きなやつを買おう。
調理向けだけじゃなく照明兼用のとか色々出てるよ。
「調理器具・食器」もツーリング向けのクッカーで、おたまや木べらのセットや、中型の鍋の中に金属製の小皿が複数入ってるセットも販売されてるね。
加えて持っていくなら「キッチンバサミ」がおすすめで、これは包丁代わりにも包装を切るにも役立つよ。