昔、バイクで事故って大けがをしたことがある。バイクで走っていたところ、駐停車していた車があったから横から通ろうとしたら、いきなりドアが開いた。急ブレーキしたけど間に合わず、反対側の道路のガードレールに頭と背中を強打。そこから先は覚えていなくて、意識が戻ったのは病院のベッドの上だった。まさか、ドアが開くとは思わないもん。対向車もいなくてよかった。もしかしたら対向車にひかれていたかもしれないと思うとゾッとするよ。
過失割合
気になる過失割合は1:9だった。道路交通法では、運転者は安全確認しないでドアを開いたり、車から降りたらダメっていうのがある。だから、車側に大きな過失があるというわけ。自分側も前方を確認する義務があるといわれた。似たような事故で衝突の直前にドアが開いたら100%車の過失になることもあるんだって。こっちの感覚としては直前にドアが開いたように見えるんだけどね…
大ケガからのリハビリ
頭はヘルメットが守ってくれたから幸い大丈夫だったけど、太ももの骨折と背骨のヒビ。下手したら半身不随になったかもしれないと医者にいわれたときはゾッとしたね。3ヶ月ほど寝たきりで、リハビリが始まってからは本当にきつかった。足がまったく曲がらなくて、リハビリ器具で無理やり曲げるんだけど、痛みで涙がでてくるの。
リハビリを頑張って退院することはできたけど、心からもう事故りたくないと思ったね。
安全運転は当たり前
バイクで大けがしたのに、今でもバイクに乗っている。この事故のおかげで、さらに安全運転を意識するようになった。それまでは結構無謀な運転をしていたと思う。自分は大丈夫っていう根拠のない自信があったんだろうね。
実際に事故にあって思ったことは今日まで無事故だったからといって、明日も無事とは限らないということだ。もちろん、事故は自分だけが起こすものではないので、今回のように巻き込まれるかもしれない。
この事故がよい経験だったとはいいたくないし、家族や友だちにはたくさん心配かけた。だからこそ、事故らないように強く意識しないといけないと思うんだ。
バイクの危険な走行
バイクの危険な走行を目撃することがある。事故った自分がいうのもなんだけど、事故ったら仮に相手が悪く、賠償金をとれても体がもとに戻るわけじゃない。自分の体を守るためにヘルメットはしっかりかぶる、プロテクターを身につける、そして無理な走行はせず、安全運転を心掛けよう。