ライダーとして楽しく走るためにもマナーは大切だよね。公道を走っているのはバイクだけじゃない。車や自転車、場合によっては歩行者もいる。車だと運転手が悪いとして見られるけど、バイクだと一人マナーの悪いライダーがいると、ライダー全員に悪い印象を持たれてしまうだろう。だからこそ、一人ひとりがマナーを守っていかないといけないじゃないかな。
うるさいマフラー音
バイクはうるさい乗り物と思われている。ネットを見てみるとバイクの騒音に迷惑しているコメントが多く見つかるのは当然だろう。わざわざうるさいマフラーに交換して、エンジンをふかす。騒音をまき散らすことを生きがいにしている連中のせいだと思う。それと、最近の車は静かだからバイクのマフラーは余計にうるさく感じるのもあるんじゃない。
バイクの音を単位にすると95デシベルくらいらしい。電車が通るガード下が100デシベル、犬の鳴き声が90デシベルだから、うるさくて我慢できないのがよくわかる。
マフラーの不具合
マフラーに穴があくと大きくなる。マフラーは鉄製だから雨ざらしでサビて穴があいてしまうことも珍しくない。マフラーは消音器としての機能もあるのに、穴があいてしまうと、その機能が果たせなくなるというわけだ。うるさいと感じたならバイクショップに持ち込むか、新しいマフラーに交換してしまおう。
暖気運転ってそれほど必要?
暖気運転だからってずっとアイドリングしているライダーがいる。これが早朝深夜問わずやっていると周囲からは騒音以外の何物でもない。暖気運転は必要なのかって調べてみたら、インジェクションは不要、キャブレターは車種によるらしい。インジェクションは電子制御で気温に応じて安定してアイドリングしてくれるから不要だそうだ。キャブレターは2006年に排ガス規制対象になったから、インジェクション車へ移行されている。現行のバイクはほとんどインジェクションっていうか、公道を走れるバイクはすべてインジェクションになっている。
そもそも、暖気運転は走行しながら行うもの。長時間のアイドリングは意味がないし、エンジンにとってもよくない。わざわざエンジン内部にススを溜めている行為なんだ。
エンジンの空ぶかし
よくエンジンをかけた直後に空ぶかしする人がいるけど、エンジンが温まっていない状態で空ぶかしすると内部を傷めてしまうからやめておこう。
ライダーは排気音に対して少々麻痺しているかもしれない。周囲の人の迷惑になっているかもしれないから、気をつけよう。