バイクをより安全で快適に過ごせる社会をめざし、活動する日本二輪車普及安全協会。今回はどのような活動を行っているのか紹介しよう。
日本二輪車普及安全協会とは
バイクの乗りやすい環境をつくるため、多彩な取り組みを実施し、安全防犯事業、運転免許取得の支援などを行っている。
安全運転講習(グッドライダーミーティング)
日本二輪車普及安定協会がライダーに向けた安全運転技能の向上や交通法規・マナーの遵守を目的とした講習だ。初心者や運転技術に不安のあるライダーを対象に、安全運転の基礎知識やブレーキング、コーナーリング、スラローム走行などを訓練する。全国各地で開催されているので、近くで開催されているならぜひ参加してみよう。
参加にはグッドライダー防犯登録に加入する必要がある。
グッドライダー防犯登録とは
ブッドライダー防犯登録販売店でグッドライダー宣言をすると登録ステッカーとユーザーカードを発行してもらえる。グッドライダー宣言とは「交通ルールを守り、安全運転をします」「車から離れるときはハンドルロックして、キーを抜きます」「保険(自賠責保険、任意保険)に加入します」を約束することだ。
ブッドライダー防犯登録するとバイクのデータ(所有者名、グッドライダー・防犯登録番号、車両標識番号、車両番号)が登録される。各都道府県警において瞬時に所有者確認がされるため、盗難の早期発見につながるというわけだ。登録は新車・中古車、排気量に関わらず未加入であれば加入できる。有効期限は10年で、10年を経過した場合新たに登録する必要がある。
全国バイク駐車場案内
日本二輪車普及安全協会の公式ホームページには、2,000件を超える全国のバイク駐車場を検索ができる。Googleマップを利用して現在地から目的地までのルートを表示できるほか、GPS・位置情報を利用して近くの駐車場を探すこともできる。
バイク月間とは
1989年に現内閣府交通安全対策本部が交通撲滅を目的に8月19日をバイクの日に制定したんだ。それから、全国の自治体や警察は、8月19日を中心にバイクの安全運転講習会を実施するようになった。同時にバイク関連団体もバイクの交通安全啓発や有用性を訴求するイベントを展開してる。
さらにバイクのすばらしさ・楽しさを多くの人に理解してもらうために7月から9月の3ヶ月間をバイク月間として2000年7月からスタートしたんだ。
日本二輪車普及安全協会もイベントを開催している。