バイクの排気音は近所迷惑になりやすい
住宅街近くのコンビニに多いと思うんだけど、駐車場に「静かな環境を守りましょう」っていう注意看板があるよね。
駐車場で待つ車のエンジン音がうるさいから、ちゃんとエンジンを停止させるよう呼びかけられているんだけど、これはバイクのエンジンや排気音も問題になってるんだ。
バイクも車と同じく、エンジンがかかったままだと騒音、排気の悪臭が出続けるよね。
道路交通法ではアイドリングストップについて何も書かれていないけれど、各都道府県でアイドリングストップに関する条例が決まってたりするよ。
あとは趣味で乗ってる分には知らないことでも、業務で労働者にバイクを運転させる必要がある企業は、ちゃんと研修で「アイドリングストップを遵守すること」を教えられるんだ。
こういう騒音に関する規制は強まっていて、乗用車の騒音はリアにエンジンを積んだ乗用車は96db以下、それ以外なら91dbとなってるよ。
車検の騒音規制の対象にならないマフラー音量は?
車検時にチェックされるのは「近接排気騒音」で、音量の計測器をマフラーから50cmくらいの距離で測定するんだ。
そこでアクセルをふかして、最高出力75%くらいを維持した時にどれくらいの音量かチェックする。
ここでさっきの96dm、もしくは91dbという指標で騒音規制にひっかからないかチェックされるんだけど、マフラーを交換する時にはもう1つ指標があるんだ。
マフラー交換をした場合、「新車時の近接排気騒音+5db以下の数字」であることが義務付けられてるよ。
例えばリアにエンジンを積んでるタイプで、元々が91dbだったのがマフラー交換で97dbになったら、車検は通らないことになるよね。
排気音の音量を下げる方法
今は大丈夫でも、より規制が強まる可能性もあるから、音量を下げる方法も把握しておいたほうがいいね。
「マフラーは純正品を選ぶ」のは前提だよ。
そもそもマフラーの音量が上がってしまう原因に「マフラーの劣化・破損、損傷」があるんだ。
経年劣化や、障害物でコスった時にマフラーが破損するとそこから錆が出てきたり、腐食が進んで穴があくと異音の原因になる。
1cmくらいの穴ならマフラー用の補修材でも直せるので、一度チェックしてみよう。
一見壊れてなくても、マフラー交換時した時に取り付けが甘い、ミスがあると見えないところが破損する→音が大きくなることもあるね。
マフラーに取り付ける消音パーツ、「サイレンサー」の設置もおすすめだったんだけれど法改正があって、2022年4月より後に製造された車はサイレンサー設置の消音が禁止されてるよ。
取り付ける時は溶接もしなきゃいけないからそこまで気軽な方法でもなかったんだけど、残念だね。