バイクの駐車可能な場所を理解しよう
バイクを運転してどこかに出かける場合、どこに駐車すればいいかわからないというケースはありませんか?
バイクの駐停車の方法は基本的には自動車と一緒ですが、道路の種類によって停め方が変わります。
歩道もなく路側帯もない道路の場合、道路の左端に停めます。
歩道がある道路の場合、車道の左端に停めるのが基本です。
白線1本の普通の路側帯のある道路の場合、路側帯の幅によって対応が変わってきます。
路側帯の幅が0.75メートル以下であれば、車道の左端にそって停めましょう。
路側帯に入ることは禁止です。
一方幅が0.75メートル以上あれば路側帯に入って、左側は0.75メートル以上空いているところに停めてください。
右に白線と左に白の破線の2本線のところは、駐停車禁止になります。
この場合幅関係なく路側帯に入らないようにして、車道の左端に寄せて停めましょう。
白線2本のところは歩行者用の路側帯になり、この場合路肩に車は止められないので、車道の左端に寄せて停めましょう。
原付の場合、駐輪場の多くで駐輪が認められているはずです。
コンビニにバイクを停める際には、原付は駐輪場に駐車しても構いません。
ただし、それ以外のバイクは駐車枠に停めましょう。
ただし一部の施設は、バイクでも125ccまでは駐輪場に停車できる場合もあります。
これは駐輪場の管理者の判断によりますので、そのルールに従って停めましょう。
バイク用の月極駐車場も、近年では日本全国に出てきています。
最寄りの月極駐車場は、インターネットで検索にかけると出てくるでしょう。
もしわからなければ、不動産会社や近くのバイクショップに相談するのも一考です。
駐車違反した場合のペナルティについて
車両同様本来停めるべきところではないところにバイクを駐車すれば、駐車違反で罰則を受けないといけません。
駐車違反はケースバイケースで、2種類のいずれかが適用されます。
まず運転者がすぐに運転してバイクを動かせる場合には、駐停車違反に該当し、駐車禁止場所に駐車した場合には1点減点と6,000円の反則金がとられます。
一方、駐停車禁止場所であれば減点は2点になり反則金も7,000円と増えてしまうので、注意してください。
もし運転者がすぐにバイクを動かせない場合には、放置駐車違反に当たります。
この場合、駐車禁止場所に停めているのであれば減点は2点、そして反則金として9,000円徴収されてしまいます。
駐停車禁止場所にバイクを停めていた場合、減点は3点となりますし、反則金も10,000円となってかなりの出費になるでしょう。
駐車違反すればそれなりに大きなペナルティを科されるので、正しい駐車ルールにのっとってバイクを停めてください。