カワサキのエストレヤは、1992年にデビューしてから2017年に生産終了するまで、多くのライダーに愛されてきたバイクだよ。このバイクの最大の特徴は、なんといってもクラシックなデザイン。1950年代の「メグロジュニア」を彷彿とさせるレトロなルックスが、本当にたまらないんだ。現代的なバイクにはない、ちょっとノスタルジックな雰囲気が好きな人にはぴったりだと思うよ。
見た目がまず素晴らしい！
エストレヤのデザインは、一目で「美しい」と感じるものがあるんだよね。フューエルタンクの流れるようなライン、クローム仕上げのパーツ、そしてメッキを多用したディテール。どこを見ても手抜きがない感じがして、「乗る」というより「愛でる」感覚を持たせてくれるバイクだよ。特に、1990年代から2000年代にかけて出ていた「カスタム」モデルは、ドラムブレーキのレトロ感とあいまって、よりヴィンテージ風の仕上がりになっているのがポイントだね。
パワフルではないけど、ちょうどいい走り
エストレヤのエンジンは、249ccの空冷単気筒。最高出力は18馬力で、ぶっちゃけパワーのあるバイクではないよ。でも、それが逆にいいんだよね。初心者でも扱いやすいし、街中やちょっとしたツーリングにはちょうどいい。ゆっくり流すような乗り方が似合うし、エンジン音も軽快で心地よいから、乗っていてストレスを感じることがほとんどないよ。
それに、単気筒エンジン特有のトルク感があるから、発進や低速域での操作がすごく楽なんだ。特に信号が多い街中では、その恩恵をしみじみ感じると思うよ。
日常使いもツーリングもOKなサイズ感
エストレヤは、全長が2075mmで全幅が755mmと、比較的コンパクトなサイズなんだ。シート高も735mmと低めだから、身長が低いライダーでも足つきが良くて安心。車両重量は161kgで、軽すぎず重すぎず。取り回しが楽だから、初心者でも扱いやすいと思うよ。
燃費も優秀で、60km/h走行時に39km/Lという数字が出ているんだ。これなら、日々の通勤通学にも使いやすいし、長距離ツーリングでもガソリン代を気にせず楽しめるよね。
カラーバリエーションも豊富で選ぶのが楽しい
エストレヤは、生産期間中にさまざまなカラーリングやバリエーションが登場しているんだ。例えば、「RS」や「カスタム」などのバリエーションがあって、それぞれ細かい仕様が違うから、自分好みの1台を探す楽しさがあるよ。さらに、2007年以降には燃料噴射装置（フューエルインジェクション）が搭載されて、環境性能が向上したモデルも登場しているんだ。
特に、最終モデルとなる「ファイナルエディション」は、専用のエンブレムやデカールが施された特別仕様。これがまたカッコいいんだよね。ツーリング仲間の中でも、ひときわ目立つ存在になれると思うよ。
メンテナンス性もいい感じ
エストレヤは、空冷エンジンだから構造がシンプルで、メンテナンスもしやすいんだ。DIYでオイル交換やプラグ交換をするライダーにとってはありがたい設計だと思うよ。部品も比較的手に入りやすいし、情報も多いから、長く乗り続けるのに向いているバイクだよね。
ただ、燃料タンクが13Lと少し小さいから、長距離ツーリングの際は給油ポイントを計画的に選ぶ必要があるかも。とはいえ、その分車体が軽くなっているし、ちょっとした工夫でカバーできる範囲だと思うよ。
エストレヤをおすすめする理由
エストレヤは、速さやハイテクさを求める人には向かないけど、バイクそのものの「味」や「存在感」を楽しみたい人には最高の1台だと思うよ。ツーリング先で景色と一緒に写真を撮ったり、カフェ巡りの相棒にしたり、休日のリラックスタイムを彩るアイテムとしてぴったり。
それに、このバイクは初心者からベテランライダーまで、幅広い層に支持されているんだ。初心者にとっては扱いやすく、ベテランにとっては「じっくり乗る楽しさ」を教えてくれる。乗る人を選ばない懐の深さがあるよね。
生産終了しても続く人気
2017年に生産が終了したけど、未だにエストレヤの人気は根強いよ。中古市場では状態の良い車両が見つかるし、ファイナルエディションなど特別仕様はコレクターズアイテムとしても価値があるんだ。もし気になるなら、中古車を探してみるのもアリだよ。
エストレヤはただのバイクじゃなくて、ライフスタイルの一部になれる存在だと思う。ゆったりした時間を楽しむ相棒が欲しいなら、ぜひエストレヤを選んでみてほしいな！